友人と話をしていた時に、みんなヘアケアは頑張っているけど意外とシャンプー方法について正しく理解している人は少ないように思いました。
どんなに高価なトリートメントやヘアマスクを使っても、ヘアオイルを使ってもシャンプー方法が正しくなければ本来の効果を発揮できません。
そこで今回は、正しい基本のシャンプー方法についてお伝えします。
目次
シャンプーの香りがする髪の毛になるには
わたしがシャンプーの方法を見直したのは、髪の毛からふわりとシャンプーの香りがする人になりたかったから。
香りが強めと言われるシャンプーを使ってみても次の日の朝には香りは消えていて、自分はシャンプーの香りが髪の毛に付きにくい髪質なのだろうと諦めていた部分もありました。
しかし今は髪の毛からシャンプーの香りがする人になれました。
要因は2つ
- 髪の毛が伸びたから
- シャンプー方法を見直したから
髪の毛の長さはすぐには変えられないので、手っ取り早いのはシャンプー方法の見直しです。
髪の毛が短い間は香りがつく面積が小さいので、どうしたって香りは残りにくいです。
ロクシタンのシャンプーを使わない限りは。笑
お高いので、手が出ませんがロクシタンのシャンプーを使えば、ショートヘアでもどんな髪の毛の洗い方をしていても香りは残ります。
パサつきが気になるので、ロクシタンのシャンプーを使うときは別ブランドのヘアマスクも使用しますが。笑
正しいシャンプーをする前は頭皮が臭った
わたしは頭皮から出る汗や皮脂量が人よりも多いので、正しいシャンプーをしていないとすぐに頭皮から皮脂特有の嫌な臭いがしてしまいます。
皮脂のせいで前髪がベタついたり、髪の毛全体が脂っぽくなってしまうことも。
毎日しっかり髪の毛は洗っていたので、まさか正しくシャンプーが出来ていないことで、このような状態になっていたとは思ってもいませんでした。
お風呂の前にはブラッシング
ちょっと面倒ですが、やるとやらないとでは大違い。
中の髪の絡まりを軽減させることが出来るだけでなく、事前にホコリ等のブラシで落とせる汚れを落としておくことで、シャンプーでは頭皮の汚れをしっかりと落とすことが出来ます。
わたしが使用しているのは、マークスアンドウェブのブラシ。
とっても使い心地が良くて長年愛用しています。
シャンプーの前にシャワーで汚れをよく落とす
シャワーだけで汚れの9割は落ちる。
とも言われているほど、お湯で汚れを落とすことはとても重要です。
この過程できちんと汚れを落としておくことでシャンプーの泡立ちも良くなり、汚れをすっきりと落とすことが出来ます。
シャンプーを0.5プッシュ~1プッシュとる
わたしはシャンプーをする際、シャンプーを2回にわけて手に取るようにしています。
わたしは結構頭皮から皮脂が出るタイプなので、夏場はシャンプー2プッシュくらいしないとしっかり汚れを落とせた気になりません。しかし、一度に2プッシュも手に取ると、シャンプーが手からこぼれ落ちてしましますし、手のひらで泡立てることが出来ません。
そこで、半量ずつとってシャンプーをするようになりました。
シャンプーを手にとったら、両手を使ってシャンプーを手のひらで泡立てます。
洗顔の時見たにモコモコの泡は出来なくても大丈夫。頭皮や頭の一部にシャンプーがベタっと塊になってくっついてしまうことを防げればOKというぐらいの感覚で良いと思います。
生え際から洗う
まずは生え際から指の腹を使って頭皮を直に洗う感覚でマッサージしていきます。
頭皮からの汗や皮脂は生え際から特に多く出ているので、念入りに。
おでこ上の生え際が終わったら耳の前の生え際も洗っていきます。
そして生え際から差し込んだ手をそのまま頭頂の方向に動かし、頭頂部分まで頭皮のマッサージを続けます。
手を差し込むのは、写真の赤線部分です。
後頭部以外が洗えたら、ここで前半戦終了。
シャンプーをもう一度0.5プッシュ~1プッシュとる
さてここから後半戦。
今度は頭の後ろ半分を洗っていきます。
シャンプーはここ数年同じものを愛用しています。
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襟足から洗う
普通にシャンプーをしていた時は気付かなかったのですが、
どんなにシャンプーモコモコにして頭全体を洗った気になっていても、襟足部分はきちんと洗えていないことが多いのです。
赤い矢印の所に手を差し込んでみると分かるのですが、頭全体がシャンプーだらけになっていても、
ここの内部まではシャンプーが入り込んでいないことがほとんどです。
追加で手にとったシャンプーを泡立てたら、ここから後頭部の頭皮をしっかりとマッサージしながら洗っていきます。
前半で生え際を洗ったのと同じように、今回も後頭部の生え際から攻めます。
耳の後ろや耳の上あたりの生え際も見落としがちなシャンプーが行き渡らないことが多いデッドスポットなので、注意して洗っていきましょう。
よく洗い流す
最後はよく洗い流しておしまい。
「シャンプーにかけたよりも2倍の時間を使って流しましょう」という言葉を聞いたことがありますが、とにかく流し残しがなければ良いのです。
シャンプーは汚れを浮かせて落としやすい状態にするのが役割。シャンプーをしたからといって汚れが消えたり、頭皮の菌が殺菌されるわけではありません。
なので、せっかくシャンプーで落としやすくした汚れをそのままにしてしまわないように、ここでも頭皮のマッサージをしながらシャンプーと汚れを洗い流していきます。
襟足をはじめとする、シャンプーが行き渡りにくい部分は、シャワーの水も行き渡りにくい部分です。
襟足を流す時は、顔を下に向けて髪の毛も全て下に垂らした状態で襟足を洗っていきましょう。
まとめ
正しいシャンプー方法のポイントは
- 襟足までしっかり洗うこと
- 頭皮をまるごと洗うこと
この二つだと思います。
正しいシャンプーを行えば、そのあとに使うヘアケア用品の効果も十分に発揮させることが出来ます。
ふんわり香るツヤ髪を目指して実践してみください。
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