昔から気にはなってもなかなか出来なかったヘアドネーション。
当日色々とトラブルがありながらもどうにか寄付が叶ったので、体験談をシェアしたいと思います。
目次
ヘアドネーションに至った経緯
昔から存在は知っていたヘアドネーションですが、基本的に私はショートかミディアムが基本のヘアスタイルだったので、
寄付しようと思い至ることにはなりませんでした。
しかし仕事がとても忙しく、心身共にボロボロになって美意識がすべて吹っ飛んでしまった期間がありました。
もちろん美容院に行こうとも思えず、気づけば髪の毛は伸び放題。あと半年ほど伸ばせばヘアドネーションができる長さにまで到達していたのです。
ここまで来たならヘアドネーションしてみたい!
そう思ってさらに髪の毛を伸ばし、今回ようやくヘアドネーションをすること叶いました。
髪の毛を寄付する先(JHD&C、つな髪)
日本でヘアドネーションをするとなると、「JHD&C」か「つな髪」というものが出てきます。
JHD&Cは、31cm以上から寄付を受け付けており、つな髪は15cmから。
つな髪は、15cm以上31cm未満の髪の毛と31cm以上の髪の毛を分けて募集していますが、短い髪の毛は沢山寄付が集まったとのことで、2021年8月現在受付を長期休止しています。31cm未満でヘアドネーションを考えている方は髪の毛を切る前にホームページを確認しておきましょう。
私は31cm以上で寄付をすることにしたので、31cm以上でしか寄付の受付をしていない「JHD&C」へ髪の毛を寄付することにしました。
賛同サロン以外でも寄付できる?
31cm寄付できるだけ髪の毛を伸ばし、準備万端。続いてはサロン選びです。
JHD&Cのサイトを見ると、ヘアドネーションを応援している「賛同サロン」を探すことができます。そのようなサロンであれば、髪の毛を束にしてからカットするドネーションカットにも慣れていますし、一番スムーズ。サロンによっては、ドネーションカットをすると割引をしてくれるところもあります。
ただし、残念ながらこの賛同サロンの少ないこと少ないこと。
私の最寄駅は美容室がかなり沢山固まっている、美容室激戦区なのですが、なんと賛同サロンは1件のみ。そちらのサロンに行こうかとも思ったのですが、ロングヘアからばっさりショートにするので、いつも切ってもらっている美容師さんにやってもらいたい。。結局賛同サロンではないのですが、担当の美容師さんに事前に依頼し、いつも通っているサロンでお願いすることにしました。
カット当日。事件は起きた
待ちに待った断髪日。
かつてないほど髪の毛は伸びまくり、いい加減つらくなっていたこともあり、カットできる日を心待ちにしていました。
わくわくしてサロンがある駅に到着すると、携帯に沢山の着信が。。。
なんだろうと思っていると、また電話が鳴ります。発信元は予約しているサロンです。
「すみません、担当の○○の身内に不幸がありまして、本日出勤出来なくなってしまいました。」
なんとー!!!!
よく見ると担当の美容師さんからもメッセージと着信が。
大変な時にご連絡をくださったにも関わらず、自転車に乗っていて気付かなかったわたし。ホントすみません。
予約を取り直すと言ってくださったのですが、断髪式のために有休までとって準備していた私の気持ちは止まりません。
予約していたサロンには、また自分から予約をとりますと伝え、1からサロンを探すことにしました。
初めて行くNOT賛同サロンでようやく断髪
行きつけのサロンでカットをすることが叶わなくなり、最初は今日は諦めようかと思いましたが、
有休もとったし、まだ朝の9時30分だったこともあり私は初のサロンで断髪をすることにしました。
そこで思い出したのが、最寄駅にあるヘアドネーション賛同サロン。
そこでカットしてもらおうと、予約情報を見るとなんと臨時休業。こういうことって重なりますよね。
それでもどうしても諦められなかったので、近所の気になるサロンに電話をかけて、ドネーションカットができるか確認することにしました。一軒目は「やったことがない」と言われましたが、もう一軒は「大丈夫ですよ」と。
賛同サロンにはなっていないものの、経験のあるスタッフさんがいるとのことで、ようやくカットにこぎ着くことができました。
紙袋をもってサロンへ
すったもんだありましたが、初のサロンで31cm以上のカットをし、髪の毛を寄付することに成功しました。
担当の美容師さんは、寄付できる長さがあるかを定規で確認してから、髪の毛を5束にわけて結びカットをしてくれました。
初めての人にがっつりカットされるのはちょっと怖い。。。と思っていた私ですが、なんてことなくとっても上手に切って下さり大感謝!!
カットした髪の毛は紙袋に入れて持ち帰り、自宅で発送準備をしました。
せっかく伸ばした大切な髪の毛。無事に届いて欲しかったので、JHD&Cが推奨する通りにレターパックライトで発送しました。
ヘアドネーション、またやりたい?
今回初挑戦したヘアドネーションですが、私は人より髪の毛が伸びるスピードが遅いこともあり、
寄付に至る長さまで伸ばすのがとても大変でした。
また、ある程度の長さになってからはダメージとの戦い。せっかく寄付するのであれば、綺麗な髪の毛を寄付したいと思っていはいたのですが、毛先に枝毛が出現するなど完全にきれいな髪とは行きませんでした。
ただ、普通であれば捨てられてしまう自分の髪の毛が誰かの役にたつ可能性が少しでもあるのであれば、それはとても嬉しいこと。しばらくショートヘアを楽しんだら、また挑戦してみようかと思います。