数年前に肌断食に失敗してからは、とにかく保湿重視のスキンケアを行っており、顔はもちろん身体も保湿系のもので洗うようにしていました。
しかし、肌断食に再挑戦することにしたので、使用できる洗顔は純石鹸のみ。その純石鹸についてわたしのおすすめを紹介したいと思います。
なぜ純石鹸なのか
わたしが肌断食を実践する上で参考にした、宇津木先生の著書には、
可能であれば洗顔はぬるま湯で。洗顔料を使う場合は純石鹸ならOK
と書かれていますが、その理由は肌に余計な刺激を与えないことと、洗い残しを防ぐため。
肌に優しいイメージのある、保湿力の高い洗顔料やボディーソープは、洗い上がりが突っ張りにくいという利点があります。しかし、その”潤っている感じ”は洗顔料やボディーソープに含まれている成分が肌の上に残っているからであって、その残留成分はその後肌のバリア機能回復に悪影響を及ぼしてしまうのです。
また、洗顔料やボディソープの多くは界面活性剤を含みますが、それらは膜を張り、とても洗い流しにくいという特性があります。そのため、洗浄成分が肌に残ってしまいそれらも肌のバリア機能を壊してしまうのです。
ねば塾 白雪の詩
タイトルのとおり、私が最初に使用したのは牛乳石鹸。
牛乳石鹸も使い心地は良く、一つ使いきれる程には満足していましたが、ちょっと気になるのが香料。
せっかく肌断食しているのだから、できる限り成分にはこだわりたいし、配合成分が少ないシンプルな石けんが良いと思っていたところ、私が好きなユーチューバーさんが紹介していた「白雪の詩」に出会いました。
なんと、パームとパームの油核だけを原料に作られている究極のシンプル石けんで、
香料、色素、添加物は一切使われていない凄いものなのです。
ねば塾って?
この白雪の詩をはじめとする、多種多様な石けんやシャンプーを製造している福祉事業所。1970年代に、「社会で働きたい」という強い思いを持った障害者2名から始まった事業所で、人や環境を大切にする理念も素敵です。
ここの商品は他にも色々使ってみたいと思うのですが、今一番気になっているのは繰り返し使用できる蜜蝋ラップ。丁寧な暮らしはなかなか出来ないけれど、憧れるものですよね。
ちなみに、白雪の詩には「台所用石鹸」という記載があるのですが、これにはねば塾ならではの理由があります。商品自体は化粧品原料を使い化粧品製造認可を受けた工場で製造しているので、「化粧品」と考えて良いクオリティにはなっているのですが、最後の袋入れやラベル貼りだけが化粧品製造の認可を受けていない工場で作業しているため、「化粧せっけん」と表記することが出来ないんだとか。
この袋入れやラベル貼りを重度のハンデを持った方が長年慣れた場所で作業をしているので、簡単に変えることが難しく、「台所用」という表記で販売しているそうです。
使い心地
白雪の詩を簡単に表すとすると「シンプルすっきり」といった感じ。
無駄なものが一切入っていないので、いわゆる”石鹸の良い匂い”もしないですし、洗い上がりがしっとりすることもありません。しかし、汚れがすっきり落ちる感覚や、余分なものが肌に残ってしまうような感覚がないところが気に入っています。
もともと体は保湿系のボディソープを使用していたのですが、今ではそのボディソープを使うと、流したあともヌメヌメが残っているような感じでさっぱり感じられなくなりました。
洗顔に使っても大丈夫?
肌断食のために購入した石鹸なので、もちろん洗顔にも使用しているのですが、全く問題なく使用することが出来ています。
これまで洗顔に洗顔フォームを使用していた方からすると、最初はかなり抵抗があると思いますが、泡立てネットで作ったたっぷりの泡で優しく洗えば問題なくすっきり汚れを落とすことが出来ます。
また、余分なものが一切入っていない優しい石鹸なので、肌への刺激もなく安心して使うことが出来ます。
おすすめの使い方
ここからは「白雪の詩」のおすすめ使用方法について!
- 洗顔
- ボディソープ
- ハンドソープ
- 食器洗い洗剤
- 汗ジミ落とし
多くの人がメインに使用する、顔や身体以外にも色々使えるこちらの石鹸。
油汚れも落ちるので、最近わたしは食器用洗剤ではなく、白雪の詩をスポンジで泡立ててお皿を洗っています。汚れはしっかり落ちますし、何よりも嬉しいのが手荒れしにくいこと。
食器用洗剤を使用していたころは、すぐに手がガサガサになっていましたが、石鹸で食器を洗うようになってから随分手あれが改善されました。
また、洋服などについてしまった汗染みや皮脂汚れにも効果てきめん!!!
ちょっと手洗いするときに使えるのはもちろん、洗濯機に入れる前に石鹸を擦りつけておくと、洗濯機で洗うだけで見違える程綺麗になります。
切って使うのがおすすめ
前述の通り、色々な場所で使うことができる白雪の詩。
石鹸ひとつの大きさがとても大きいので使いやすい大きさに切って使用するのがおすすめ!ちょうどいい大きさにカットして、最後までフレッシュに使い切りましょう。
石鹸は包丁で切ることができますが、白雪の詩は通常の石鹸よりもやや固めなので、包丁をよく温めてから切ってください。温めた状態であればすんなり切ることができます。
まとめ
店舗ではなかなか手に入らない白雪の詩ですが、
シンプルな成分にシンプルな製法、そして確かな優しさがとびきり魅力的な石鹸です。一つがとても大きく、コストパフォーマンスは最高なので、気になっている方は是非一度使ってみてください!