どうやったって上手く隠せないニキビ跡。
朝は隠れてても、昼頃からうっすら出現したり、そもそもコンシーラーが肌から浮いて汚くなったりしませんか。
そんなお悩みを持つ方全員にとにかく使ってみてほしい資生堂のスポッツカバーファウンデイションについて、
ご紹介させていただきます。
資生堂スポッツカバーファウンデイションとは
普通に店舗やネットで購入できるスポッツカバーですが、
実はシミやそばかすだけでなく、アザ、火傷あと、傷あとなど普通のメイクでは隠しにくい肌をカバーするために作られた
いわば、医療用コンシーラーだということをご存知でしたでしょうか。
男性や子どもが使用することも想定されているようで、
ナチュラルに、徹底的に気になるところを隠すことを目的としていることがよくわかります。
実際に使用してみて、”メイクで隠している感”が出すぎずに、自然にカバーしてくれるところがとても気に入りました。
スポッツカバーの種類
スポッツカバーには大きく分けて3つの種類がありますが、ニキビ跡ならハードタイプをおすすめします。
ソフト(S) 全体用ベースカバー | 伸びがよく、うすいアザなどをカバー |
ハード(H) 部分用ベースカラー | 肌へフィット、カバー力がありアザやシミをカバー |
コントロールカラー(C) | ベースカラーだけでは隠せない濃いアザなどの色を補正 |
アザなどをカバーするためのコントロールカラーを出しているラインのコンシーラーなので、
ナチュラルにカバーする技術は本気です。
スポッツカバーの色(カラーチャート)
わたしは色白ではないのですが、部分用ベースカラーの中で最も明るい色がマッチしたので、色白の方はコントロールカラーを使ったり、手持ちのコンシーラーと混ぜたりして色味を薄くしたほうが浮かずに合うと思います。
わたしはこれまで、NARSのコンシーラーを使用していたのですが、少し黄味が強いのが気になっていました。スポッツカバーは黄味が気になることがないので、コンシーラーがどれも少し黄色すぎると感じていた方にもおすすめです。
全体用 | 部分用 | ||||
品種 | 色系 | 号数 | 色イメージ | 号数 | 色イメージ |
ベースカラー | オークル系 | S100
S101 S102 |
明るいオークル
ややダークなオークル やや茶色味がかったオークル |
H100
H101 |
明るいオークル
ややダークなオークル |
ピンク系 | S300 | 明るいピンク | |||
コントロールカラー | 補正色 | C1
C2 |
マイルドなホワイト
ベージュがかったイエロー |
実際に使ってみた(H100)
使用したのは部分用で一番明るいカラーのH100。
スポッツカバーの販売店舗一覧を調べてから店舗に行ったのですが、全体用のS(ソフト)シリーズしか置いていなかったので、結局ネットで購入しました。
ネットの方が少し安いので、近所の薬局に置いていないようであればネットで購入してみるのもおすすめです。
色味はこんな感じ。
部分用(H)でハードタイプというだけあり、かっちり固まって容器に入っています。
わたしは薬指で少し取ってそのまま肌にのせているのですが、少し触れるだけでめちゃくちゃ指に付くので取りすぎないように気をつけながら使っています。
綿棒を使っても良いかもしれませんが、なじませる際は指の腹を使ったほうがナチュラルに仕上がります。
使用前
iPhoneインカメ加工なしです。
ちょっとボケてますが、痛々しいニキビ跡が見ていただけるかと思います。治ってからも憎いニキビ。
使用後
隠しきれない凹凸はあるものの、だいぶマシになった感じ。べったり隠した感がないのも嬉しい。
下地はラロッシュポゼを使って、その上にスポッツカバーを使用しています。
パウダーはなしです。
ラロッシュはカラーなしのトーンアップベースです。
ニキビがあるときにも使えて重宝しました。
全体で見るとこんな感じ。
よく見ればあらはありますが、元がボロボロの肌だったので加工なしでこんなもんなら許容範囲かな、思っています。
12時間経過後の崩れ具合
出勤前にメイクをして、帰宅したのは約12時間後。
ちなみにわたしは勤務後に予定がない限りメイク直しというものをまったくしないズボラ女です。
結果がこちら。
まあ、たしかにしっかりカバーはしきれていませんが、何もしていない下の写真と比較すると一目瞭然。
汗をかいて、雨に降られて、残業をしたこんな日でもニキビあとの赤みはどうにか抑えてくれました。
引きでみるとこんな感じ。セーフ、といっても良いですよね。
(元の肌偏差値低すぎるので。。。)
まとめ
今回スポッツカバーを使用してみて感じたことは以下のとおり。
- 噂通りカバー力神
- モチもよい
- 化粧している感があまり出ない
- 全然減らないから高コスパ
- 伸びはよくない(伸びが良いのはSシリーズの方)
- ニキビあとやシミ、傷跡を隠すのに適している
- クマや小鼻の赤みなどを隠すのにはあまり適さない
わたしが使用したのはスポッツカバーのHシリーズ(ハードタイプ)なので、
ピンポイントに隠したいものがあるときにはとてもおすすめですが、クマなどの広範囲を隠すにはコンシーラーが硬すぎるので適していないと思います。
また、小鼻の周りなどよく動くところに使用するのも適しません。
小鼻周りやクマに対してはNARSやザセムのコンシーラーを使用し、
ニキビ跡やシミそばかすに対してはスポッツカバーを使用するといったように特性を生かして使い分けていこうと思います。